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2018 振り返り こども編

ホットカフェオレ。

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長い話になります。

長女ちーちゃんは、弱者の味方のようなところがあります。

しかも、自分より弱い子。とは意識せずに

単なる個性としてとらえ、受け止めて自然に接することが出来るのです。


これはここ数年の、多様性を認め尊重しあう社会を目指す

インクルーシブ教育システムのおかげと考えています。





話は変わり事の始まりは

去年の担任から発音の間違いを指摘されて

診断のため支援センターに出向いた時の事。

(結局、発音問題ないです。という診断でした)


臨床心理士の先生から

「お母さん、ちょっと気になることがあって。」

発音のテスト以外に、知能テストもやったそうで

「ちーさん、質問に一度では答えられないことが多いんです。」


なんでも

この二枚の絵は『同じか、違うか』という質問に対して

「えーっと、この絵はここがこうで、こちらはこうで。。」

説明してしまう。


聞かれているのはイエスかノーか。

それ「だけ」を答えなければいけない。

ちーちゃんの説明も間違っていないけど、

ここでは不正解の診断。


そんな事が最後まで続いたそうで、

「二回聞けばちゃんと答えられて百点だけど

このテストは一回で答えられないといけないテストだから。」

いわゆる『グレーゾーン』の点数。


先生は首をかしげて

「これはどういう事でしょうね。お子さんの特性というのか

早とちり。思い違い。そういうことをしやすい性格と言えます。

学習でも1回間違って覚えてしまうと

なかなかそこから抜け出せないのだと思います。」



・・・・な~るほど。。。

ちーちゃんの算数の飲み込みの悪さを考えると

すとんと、腑に落ちたのです。


「これから先々で、苦労することが多いと思います。」

そう続ける先生。


ちーちゃんは別室にいたのですが、

なんだかとても可哀想に思いました。

今の子どもたちは、こんなテストでこんな数字で

振り分けられているのか。

(もちろん、このテストによって診断されその子に合った

より良い学習環境に身を置くことが出来るわけですが)


帰り道、母子二人での遠出にうきうきしている

ちーちゃんの将来を案じ、やるせない気持ちでいました。





夏のころ。教職員の歓送迎会で

去年の担任の先生に、結果を報告した時の事。

「そうでしたか。。テストにしても自分がどういうミスをしやすいか

それに気づいて、見直しをする。そう出来るようになるといいですね。

多分将来、苦労するとは思いますが。。」


ああそうか、やっぱり苦労するんだ。

ならば親として、環境は整えてあげたい。

既に通っていた公文にプラスし、

個別指導の塾を開始。





そして今日の個人面談で。

「ちーさん、お友達の困っている事を

とてもよく気づいてあげられていて。でも最近気になるのが、

言いたい事をうまく相手に伝えられなくて

どうしても回りくどく、長々と話してしまい

相手も分からない。ちーさんも、何が言いたかったんだっけ?

みたいな感じになります。

もう少し要点をまとめられるように意識しないとですね。

国語にもつながりますが、これから学年が上がるにつれて

苦労すると思います。」



ちょっと待って。

三人の先生が口をそろえて「苦労するでしょう。」

予言か。そんなにうちのちーちゃんは、苦労人生か。


相手に自分の思う事が伝わらない。

思うようにならない。そんなのわたしも

うちのパーさんで嫌と言うほど経験してるし


人間関係で、苦労するのは当たり前。

そこは苦労して、学んでいっておくれよ、ちー。




いつか講演で聞いた

「親が出来るのはあったかいご飯、お風呂、布団。そして手当て。

転ばぬ先の杖は何本あっても足りないから、一本だけ。

一本だけ差し出し、『少し休んでもいいよ。』と言ってやる。」

なのでわたしはせっせと、夕飯の準備。





「今日さ。」

「学校へ行く途中、松葉杖持った人がバスに乗ってたんだけど。」

「ふつう、杖使って一段ずつ昇るでしょ。でもね

その人、松葉杖を手に持って、すたすた昇ったの。すごくない!?」

目をきらきらさせて話す「マンウォッチャー」ちーちゃん。


ああ、おもろいわ。

なんも感じてない。周りの大人がどう見ているかなんて。

全然、話回りくどくないしな。


笑いながら、もしかして。

この子が辛くなるか、ならないかは

わたしの接し方で変わってくるのかもしれない。

わたしが笑って向き合ってやれば

苦労を半分にはしてやれるのかもしれない。

年の暮れにメガパンチくらった気持ちでしたが

ここで考えがまとまりました。

『私は笑っていよう。』

今日もありがとうございました。


by mgdy0912 | 2018-12-17 21:25 | こども | Comments(4)
Commented at 2018-12-18 09:23
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mgdy0912 at 2018-12-18 10:52
鍵コメ様、本当に有難う御座いましたm(_ _)m
そちらへ伺いますね!
Commented by kobacken at 2018-12-18 13:05
グレーゾーンとか、あれってなんなんでしょうね。
どうして子供に線引きしてしまうのか、
どうしてみんなと同じじゃないと「苦労する」のか。
子供の問題じゃなくて、教育者の問題だと思うんですけどね。
私の知り合いが、いわゆるそういう子供のケアのスペシャリストなんですが
最近の現場では明らかに、早め早めに線引きを行うし
それに関しての知識をもたない教師が多いと嘆いていました。
だから教師が差別するのね。悲しいかな。

それぞれの個性があって当たり前。
子供同士は問題ないわけで、どうしてそれを見守れないのか、
不思議で仕方がありません。
私が子供の頃って、いろんな友達がいて、その中でもまれて育ってと思うけど。
私も少し普通じゃない部類に片足ツッコんでいたこともあるけど
普通に大人になっていますしね。普通・・・??笑

くどくどコメント、失礼しました。

でも、moguさんの文を読んでいる限り
ちーちゃん、全然グレーじゃないと思うけど。。。先生がグレー、というかブラック!!
そういう先生とうまく付き合っていかないといけないmoguさん、ガンバレ!
Commented by mgdy0912 at 2018-12-18 22:11
H子さん、ありがとう!
そうなんですよ。何でしょう、グレーって。

昔なら、単に算数の苦手な子。だったと思います。
よく気がつき、人の気持ちを汲み取って、悪口などは言わないですし、ほんわかしたよい子です。

「苦労する」と言われましたが、
じゃあどう対策すればよいのかというと、今、どうこう出来るようなアドバイスは貰えないんですね;

それでいて将来の不安をあおるような事を言うのだな。。と疑問に思いました。

インクルーシブとは障害のある子もない子も認め合い一緒に。のはずなのですが、逆に線引き。現状では、「この子は普通で。発達障害で。学習障害で…」と個性を認めず、グレーじゃない?と無意味に分類するだけ、でしかないのかもしれないですね。

今の所、本人は何も困っておらず学校が楽しい様子です。

ただでさえ、生きづらい時代なのですから、余計に悩まないように親は温かく守ってやろうと思いました。



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